ペルシャの不死鳥

luis royo "sketchies"


あらすじ


十六世紀のアラビアを舞台に、薄幸の美姫で舞いの名手マリーが

苛酷な運命に弄ばれつつも強く生きる波乱万丈の物語。

オスマンのトルコ軍に占領された港町バスラの旧家の娘で名花を謳われたマリー、

ペルシャの大都シラーズの太守から請われ、多くの貢物とともに嫁いだが、

途中の船旅でポルトガルの海賊に捕らえられ、船長青ひげの慰みものに陥される…。

船から逃れたあとも、真珠採りの奴隷海女、

村から村へ吟遊詩人、あるいは一夜妻、奇祭の生贄にされて苦しみつつ古都、シラーズへと流転の旅。

太守の面前での厳しい嫁択びの試煉、

短い蜜月も新王の刺客に夫を殺され

傷ついたマリーはその仇敵、新王アッバースからの三つの苛酷な試練に耐えねばならなかった。


時あたかも西の脅威、大帝国オスマン軍団のペルシャ領内への侵攻がはじまった。

敗色濃いペルシャ軍の人質として、単身敵軍に下ったマリーを待っていた過酷な運命とは…。



目  次

(一)バスラの二人  (二)海賊青ひげ (三)海賊船の秘密

(四)アブデル (五)海人の村 (六)海蛇の谷

 
(七)真珠採り (八)逃亡 (九)流浪

(10)ムータと竪琴 (11)秘教の贄 (12)砂漠の群盗

(13)三人の舞姫(上)(14)三人の舞姫(下)(15)死の舞踏

(16)狂乱の帝王 (17)水牢18)雑居房 (19)流刑の地

(20)王の奇略 (21)イスタンブール (22)大軍の東進

(23)撤兵の条件 (24)惨めな再会

 
(25)彼女たちの群れ (26)帝王の悪夢

(27)タブリーズ(28)パシャとの対決

(29)百の鞭  (30)剣の舞い (31)百の姦 

(32)蛇を呑む (33)雌豹の跳落 (34)花馬車


(35)迫るペルシャ軍 (36)泉の中

(37)荒馬に乗る (38)銀の矢

(39)最後の試練 (40)カラカルの舞い (41)火刑

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